SYMPHONY CLINIC
& MUSICART

シンフォニー病院&宇都宮音楽芸術財団

シンフォニー病院

調和した総合力で脳と脊髄、神経の病気にアプローチします

JR宇都宮駅東口地区整備事業の第一弾として、2021年12月1日に開業した脳神経系疾患に対応する高度専門病院です。
宇都宮駅から直結したアクセスの良さ、杉材と大谷石を用いた広々として落ち着きのある院内、スタッフは心臓と血管の専門家も在籍した総合的な医療体制が整っています。
また、国内で初の定位放射線治療装置「ZAP-X」を導入し、多くの期待と注目を集めています。
院長である金彪医師は、脳神経外科の分野において豊富な経験と深い専門知識を有し、世界的にも高く評価されています。

院長のご紹介

金 彪 院長
略歴
  • 1980年

    東京大学医学部 卒業

  • 1989年

    メイヨークリニック大学院 卒業

  • 1999年ー2021年3月

    獨協医科大学 脳神経外科 主任教授

  • 2013年ー2015年

    日本脊髄外科学会 理事長

  • 2015年ー2017年

    日本脳神経外科学会 理事

  • 2015年ー2017年

    日本脊髄外科学会 理事長
    日本脊髄外科学会 関東支部 理事

  • 2011年ー2015年

    日本脊髄外科学会機関誌 「脊髄外科」編集長

  • 2011年ー

    ヨーロッパ脳神経外科学会連合会機関誌
    (Acta Neurochirurgica)編集委員

専門領域
  • 脊髄脊椎疾患患(頸椎症性脊髄症、神経根症、後縦靭帯骨化症、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアなど)
  • 脊髄腫瘍
  • 脳幹腫瘍
  • 脳神経外科全般

設備のご紹介

  • ZAP-X

    脳の病変に合わせ正確に放射線を照射し治療します。脳腫瘍、下垂体腫瘍、がんの脳転移、動静脈奇形、三叉神経痛などに有効です。国内第1号機です。

  • CT(Aquilion Precision)

    世界最薄0.25mmスライスの高精細CTにより、従来のCTでは判別が難しかった病変や血管を明瞭にすることが可能となりました。最新の「低被ばく技術」も搭載してあります。

  • Azurion7

    フィリップスの血管撮影装置です。
    血管内治療や不整脈治療等において高画質撮影により状況を正確に把握しつつ、低被ばくで治療ができます。

  • 病室

    2人部屋と個室、さらに杉材の内装を用いて眺望の良い特別個室があり、ご希望の環境が選択できます。

宇都宮音楽芸術財団

音楽は、演奏家との聴衆が
同じ空間にあってこそ生まれいずる、
瞬間の芸術です。

宇都宮で、気軽に本格的なクラシック音楽の演奏を聴くことができるようにと創立された財団です。
当財団は優秀で若い演奏家を支援し、
芸術性の高い演奏会活動を開催し、
地域社会において定期的な演奏会を増やします。
市民愛好家が音楽演奏を楽しむ機会を通じて、
地域音楽文化活動の振興に寄与します。

定期演奏会の様子

2023.01.31

第102回演奏会 2023年 1月27日

ヴァイオリンとピアノのためのソナタのゆうべ
演奏プログラム
モーツァルト ヴァイオリンとピアノのためのソナタK.454
シューベルト ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第2番
サン=サーンス ハヴァネラ
フォーレ ソナタ第2番

瀬崎さんの表現の深いヴァイオリン、橘高さんの気品のあるピアノがシューベルトでもモーツァルトでも、優雅で哀愁のある音楽を聴かせてくれました。後半のフランス音楽の部では、サンサーンスのハバネラの技巧性の高い音楽を楽しく聴かせてくれました。
フォーレの2番のソナタは精神性が高い音楽ですが、精霊が天界に舞うような第一楽章、また、抑制された中にも自省と緊張の強い緩徐楽章、そして歓喜のほとばしるフィナーレと、お二人の個性によってよって素晴らしい音楽体験となりました。

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2023.01.16

第101回演奏会 2022年12月2日(金)

植村太郎ヴァイオリン, 荒井結チェロ、朴梨恵ヴィオラ、山中惇史ピアノの4人の方々によるリサイタル。
クララ・シューマンのヴァイオリンとピアノのための3つのロマンス、メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲1番、シューマンのピアノ四重奏曲のプログラムでした。
クララ・シューマンのロマンスは当財団演奏会でも初めての演奏、著明なピアニストであっただけでなく当代一流の作曲家でもあったクララの力を感じさせる名曲を植村太郎さん一流のリリカルな美しい演奏で聴かせてくれました。
メンデルスゾーンはヴァイオリンとチェロとのかけあい、間のとり方など見事な調和を聴かせてくれましたし、山中さんのピアノも輝きを感じさせる名演奏でした。
シューマンの「室内楽の年」の傑作、ピアノ四重奏曲では4人のぴったりと合ったアンサンブルによるエネルギーの高まりを聴かせてくれました。

2023.01.12

第100回定期演奏会 2022年11月11日(金)

四戸世紀(クラリネット)、海野幹雄(チェロ)、海野春絵(ピアノ)の3氏によるリサイタル
まずピアノのシューマン作曲リスト編曲「献呈」からはじまり、続いてチェロとピアノの演奏、ブラームスの歌曲4曲(作品105-1、86-2 、94-4 、71-5)の美しい叙情を聴かせてくれました。海野幹雄さん自家薬篭中のブラームス チェロソナタ1番は暗譜でのびやかな演奏、表現美しく見事でした。続いてのシューマンの3つのロマンスは、もともとオーボエのための曲ですがクラリネットの魅力を十分感じ取る演奏でした。そして白眉は3人による後半のツェムリンスキーの三重奏曲でした。演奏されることが少ないロマン派最後期の作品ですが、交響的で実にスケールの大きな曲をダイナミックに美しい表現で聴かせてくれました。今後もっともっととりあげられるべき作品でしょう。貴重な経験でした。

2023.01.11

第99回定期演奏会 2022年10月22日(土)

渡邉康雄 ピアノリサイタル
「シューマン物語」(作品15,16,17).
シューマン:子供の情景Op.15 
クライスレリアーナOp.16 
シューマン:幻想曲Op.17 

同時期の三連作の名曲を配置した力のこもったプログラムでした。クララシューマンとの恋愛・結婚の経緯とからめて興味深い独自の解説もいただき、3曲のそれぞれの魅力を最大に感じさせてくれました。最後を飾った「幻想曲」の表現の大きさ、ダイナミズムが圧巻でした。

2022.09.20

第98回演奏会

植村太郎さん(Vn)、鈴木慎崇さん(Pf)によるリサイタル、バッハのパルティータ1番から始まりベートーベン・ソナタ2番、ストラビンスキーイタリア組曲に続いて、シューベルト幻想曲のプログラム。お二人の実力ならではの音楽表現の美しさが聴けました。スケールの大きい幻想曲、同時に哀愁ある切ない美しさが格別でした。

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